他者の気持ちを理解する ~高齢者疑似体験~
9月17日(水)。4年生のユーカリ学習です。島田市社会福祉協議会の皆様を講師に向け、高齢者の生活を理解する学習を行っています。用意されたのは、ヘッドフォンと特殊なメガネ、厚手の手袋です。加齢に伴い、聴覚・視覚・身体機能等は低下していきます。高齢者の方の心情や不便さを擬似的に体験します。ヘッドフォンを身に付けると、友達の声が聞こえにくくなります。何度も友達の声を聞き直す金谷っ子たちです。特殊なメガネをかけると周りがボンヤリしてきます。隅のほうはとても見にくく歩きにくくなります。手袋を付けると手先の動きがにぶくなります。消しゴムのケースをとることや文字を書くことにも難しさが生まれてきます。こうした疑似体験を通して、他者の気持ちを理解しようとする思いやりの心情が育つことを願っています。
講師は島田市社会福祉協議会の皆様です。
疑似体験グッズです。
文字を書いてみます。いつものような字を書くことができません。
手先がうまく使えません。友達と協力して消しゴムケースを外します。
体験をとおして他者の気持ちを理解しようとする思いやりの心が育つことを願っています。