令和5年度重点目標
「感謝の思いをもち よく考え 行動しようとする子」
~自分の良さに気づき、伸ばそうとする子を目指して~
島田市立金谷小学校
本校では、今後の社会を見据え「自立」「協働」「創造」の3つの理念のもと、「やさしい子 つよい子 かがやく子」を学校教育目標とし、以下の資質・能力を育むために教育活動との関連を図りながら、実践を重ねてきています。
◇「やさしい子」・・・「思いやり」「協調性」「貢献」
◇「つよい子」・・・・「規範意識」「判断力」「根気強さ」
◇「かがやく子」・・・「挑戦」「自己肯定感」「向上心」
令和元年度から4年度までは「規範意識」と「思いやり」の資質・能力を育むために「進んでととのえ(規範意識) 温かくかかわる(思いやり)」を重点目標に設定し、実践を積み重ねてきました。その結果、子供たちの多くは、以前より落ち着いた学習・生活ができるようになり、友達同士に温かな言葉掛けを意識し、関われる子供も増えてきました。その一方、自ら考え、場に適した、よりよい行動を自ら選択・実行しようとすること等には課題もあります。
また、自分の周りにある人・物・ことを当たり前と感じ、自分が支えられているという感謝の気持ちをあまり感じていないという課題もありました。そのような課題を踏まえ、子供たちが身の回りのことに感謝しながら、他者との関わりの中で、自分で考え判断し、よりよい行動が決定できるようになればと考えました。しかも、その過程で子供たち自身が自分のよさを少しでも実感し、それを伸ばそうとすることで、自己有用感を育めたらと願っています。そこで、令和5年度はめざす資質・能力を「感謝」「自己決定力」とし、その資質・能力が身につく過程で「自己有用感」が育まれることを期待しています。